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海底鹿野苑 〜路線バスだけで通勤してみた(10)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル

海パン(スクール水着っぽい)の青年が、海ガメとアザラシに何やら
語りかけています。アザラシさん、至福の表情を浮かべています。
こんな光景を以前どこかで見たような・・・。



あっ。手塚治虫の「ブッダ」だ!
「ブッダ」に出てくる鹿野苑がこんな感じだった!!

ここは海底鹿野苑。ということは、海パンの青年の正体はあの方・・・・。

なるほど、悟りをひらいたお釈迦様の説法を聞いているのですから、
ワニもネッシーもアザラシもみんなニコニコ、平和でいっぱいになる
のも当たり前。背景の青い模様も水のゆらめきではなくて、「悟りの
心象風景」を表現したものに見えてきます。

壁画の片隅ではこんな光景も。



サルがアザラシのために、ヤシノミを取ってあげています。アザラシは
かたわらにいる魚にヤシノミをプレゼントするつもりなのでしょう。
世界の片隅で、美しい思いやりの光景が繰り広げられています。
それにしても、アザラシはみんな「いい顔」してますねぇ。
すでに仏様のようです(笑)。

ちょっと調べてみたのですが、「涅槃」とはもともと「火が消された状態」
を意味する言葉なのだそうです。
ここでいう「火」とはもちろん「煩悩」のメタファーです。
確かに、海に潜ってしまえばすべての「火」は消えてしまいます。
仏教の精神的ユートピアは、海の底に広がっていたのか。

街角のスイミングスクールの「ほのぼの壁画」には深い意味が
こめられていたのですねぇ。どうりで「なんとなくありがたい壁画」に
見えるわけだ。

・・・・・・

長々と書きましたが、要は「スイミングスクールの壁画に描かれた動物
たちが妙に『いい顔』をしているのが気になった。」というだけの話です。
ハイ。

この記事はおふざけばっかりですが、安養院の仏教美術館はチベット仏教
について理解を深めることができる、おすすめスポットのよう
ですので、近いうちに行ってこようと思います。

↓ 涅槃の全景


トンでいってしまった意識を「通勤」に引き戻すべく、
五反田行きのバスがやってきました。

(続く)
路線バスだけで通勤 | comments(8) | trackbacks(0)
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Comment
だんだん、アクアマリンの壁画が若冲さんのモザイク画に見えてきました(笑)
これです…
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511101214

bloodymaryさんの推測はあながち間違ってないかも知れませんね。ていうか、もう「そうであって欲しい」です。
ぽこまろん
2009/04/14 8:12 PM
>ぽこまろんさん

伊藤若冲!それは思いつきませんでしたが、言われてみれば「同じ匂い」を感じるような感じないような(笑)。

>ていうか、もう「そうであって欲しい」です。

ぽこまろんさんも「恋の神風」にだいぶアテられてきましたね(笑)。しめしめ・・・。

小さな子供や犬がやたらと水溜りに入りたがるのは、水の中に永遠の境地があることを無意識のうちに感じているからかもしれません。プールで泳いで悟りをひらこう!
ブラッディマリー
2009/04/15 3:54 PM
私も、ブラッディマリーさんみたいに、人が作ったものを見て、勝手な妄想を繰り広げるというのを“普通に”やってます。

おお、同志よ!!

それにしても、この壁画のキャラクターは、惹きつけるものがありますね。
私も、じっと眺めそう。
2009/04/16 5:42 AM
>Sats72さん

>人が作ったものを見て、勝手な妄想を繰り広げるというのを“普通に”やってます。

この文章を読んで「美術批評とか文芸批評って、まさにそういうことだよな。」と思ってしまいました(笑)。

やっぱり「奇妙な味」がありますよねぇ〜、ここの壁画。チベット美術館に行ったときに、あらためて鑑賞してこようと思います。
ブラッディマリー
2009/04/16 2:28 PM
>小さな子供や犬がやたらと水溜りに入りたがるのは、水の中に永遠の境地があることを無意識のうちに感じているからかもしれません。

個人的には、それは母胎回帰的な欲望を満たしてくれるもののような気がします。羊水の中には「永遠」があるのかしら?

そりゃ、bloodymaryさんのブログにはアテられてますわw
ぽこまろん
2009/04/27 11:27 PM
>ぽこまろんさん

次のエントリにも書きましたが、目黒不動尊周辺ってとにかく道が狭いんです。

そんな「狭い道(目黒不動尊参道)」を抜けた先に待っているのは、プールと仏教美術館(さらに美術館は「半地下」にあるらしい)。

参道

半地下に安置されたマンダラ

これらのキーワードからイメージされるのって、まさしく"母胎"なんですよね。カラフルな線として描かれることの多いバス路線はさしずめ母胎へ誘う「へその緒」といったところでしょうか?

うーん、やっぱり通勤してる場合じゃなかったかも(笑)。暗号的母胎回帰の旅・今日の最終目的地は五反田駅じゃなくて「ここ」だったのかもしれません。



ブラッディマリー
2009/04/28 3:45 PM
>バス路線はさしずめ母胎へ誘う「へその緒」

おお!!
ブラボー、目黒不動尊(周辺)!

私も是非、目黒へ胎内巡りに一度参りましょう。

次の記事でも更に思いましたけど…
「隘路」、ってコトバにもうやられちゃうわ(笑)
2009/05/01 5:36 PM
「目黒胎内巡り」いいですね!今年のゴールデンウィークは海外旅行とか行ってる場合じゃないですよ(笑)。ここならインフルエンザも大丈夫そうな気がします。いやなんとなく。

「狭隘」という言葉ですが、この連載を書くためにネットで調べ物をしていて、私も初めて知りました。

試しにGoogleで「狭隘 バス」と検索してみてください。びっくりするほどたくさんの「狭隘路線ファン」のサイトがヒットするんですよ。
ブラッディマリー
2009/05/01 7:24 PM
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