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目黒不動尊発・チベット行き 〜路線バスだけで通勤してみた(9)〜
JUGEMテーマ:趣味
 
スイミングスクールの壁に描かれた壁画。
一見ほのぼのとした雰囲気ですが、じっくり鑑賞してみると
ちょっと不思議な壁画であるということがわかります。

ネッシーと少女とイルカが仲良く水泳の図

イルカがいるということは、海という設定なんだろうけど、
ネッシーって湖にいるんじゃないのか。
しかも、少女はなぜかスクール水着です(笑)。

さらに少女とイルカの群れを追いかけるように、ワニまで泳いでいるという
混沌ぶり。

少女とイルカはのんびり泳いでいる場合じゃないのでは。

しかし、このワニ、普通のワニとちょっと違う・・・。
なんか人が良さそう。

と、こ、ろ、で、

みなさんは「砂マンダラ」というものをご存知でしょうか?
「砂マンダラ」とは、チベット仏教の僧侶が行う「祈りの儀式」
であり、極彩色の精密なマンダラを砂で描いて、完成したら砂に
戻して川に流してしまうというものです。
手間隙かけて作ったものを無に帰するという行為は、仏教の
「諸行無常」を表現しているのだそうです。

筆者は以前、テレビで砂マンダラをつくるチベット僧の
ドキュメンタリーを見て、大変な衝撃を受けました。
出来上がったマンダラの美しさも素晴らしいですが、そんな
美しいマンダラをあっさり破壊してしまうということに寒気が
するほど感動しました。
そのとき、どういうわけだか「ダンディズム」ってこういうこと
じゃないだろうかと思ったのです。


私は特定の信仰を持っている人間ではありません(クリスマスは
教会の礼拝に行って、お正月は神社に初詣という典型的な宗教ミーハー)。

でも、不謹慎な発言を承知で、私も砂マンダラを作ってみたいと
思いました。それが無理なら実物の砂マンダラを見てみたい・・・。
でも、「無」に返すことに意味があるんだから、日本では滅多に
見られるものじゃないでしょうね、と思いつづけて10年以上、
砂マンダラを目にする機会はありませんでした・・・。

しかし、チベットの秘儀は意外な場所で私を待っていたのです。

スイミングスクールの向かいに「安養院」というお寺があります。
バス停に行く途中に「安養院」の入り口のそばを通ったのですが、
この「安養院」にはなんと、「北インド・チベット美術館」という
施設が併設されており、「砂マンダラ公開中」という看板が出ている
ではありませんか!!
振り向けばチベット。長年の夢と憧れがこんなところで腕を広げて
いようとは。

まさか「砂マンダラ体験ワークショップ」なんてのはないでしょうが、
製作過程のビデオ映像くらいはあるかもしれません。
もう1時までに会社到着とかそんなことどうでもいいから、砂マンダラを
見ていこうかと思いましたが、そんなに簡単に欲望に負けてはチベットの
お坊さんたちに失礼だ、あの人たちはもっとストイックな世界を生きている
んだぞ、私など足元にも及ばないが、それなりに心の準備を整えてから鑑賞
するのが礼儀というものだ、と自分に言い聞かせてバス停に向かったのでし
た。チベット美術館、近いうちに絶対行くぞ!!

話はスイミングスクールの壁画に戻ります。
「チベットの神秘」がご近所さんのせいでしょうか、この壁画も
一種のマンダラのように思えてきます。だって、ネッシーもワニも
あんなに穏やかな顔をしているではありませんか。

視線を左にずらしていくと・・・。おやっ!

(続く)
路線バスだけで通勤 | comments(6) | trackbacks(0)
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Comment
私も行きたいです。
チベット大好きですから。

話はズレますが、チベット料理だけを扱うレストランは、京都にしか無いようで、あとは、チベット料理もやっているネパール料理店とかになります。
新宿にあるそうなので、行ってみたいですね。
2009/04/07 12:58 AM
>Sats72さん

気になりますよね、目黒のチベット美術館。実際に行ったことのある人のブログなんかを読むと、かなり「チベット寺院」を忠実に再現したつくりになっているのだとか・・・。

「ネパール・チベット料理店」というのがあるんですか?しかも新宿に。どんな料理が出てくるんだろう?

ブラッディマリー
2009/04/07 2:38 PM
砂マンダラというものをはじめて知りました。
私も興味あります。
見に行ってみようかな。
いつまで砂マンダラは公開しているのだろうか…。
そのうちやっぱり壊されちゃうのでしょうね。
しかしもったいない。
でもそこがいいところという気もする。
インディアン(ネイティブアメリカンのほう)にも砂絵があってポロックが感動してアクションペインティング始める一因になったというのを聞いたことがあります。(いや、なんとなく砂マンダラで思い出したので書きました。)
omi
2009/04/08 7:07 PM
チベット美術館、大人気ですね。

>omiさん
目黒のチベット美術館にある砂マンダラは特別な許可をもらった「壊さなくてもよい」マンダラなんだそうです。特に展示期限はなさそうですよ。

チベット仏教僧を日本にお招きして砂マンダラを実際に製作してもらう、というのは他のお寺でもやっているみたいです。確か、現代美術関係のサイトで紹介されてました。

チベット仏教美術館の公式サイトもあるにはあるのですが、あまり詳しい情報が書かれていません。これはもう、一度行ってみるしかありませんね。
ブラッディマリー
2009/04/09 6:29 PM
砂曼荼羅、時々来日しませんか?
美術館で一週間くらい、チベット密教のお坊さん達が実演して、展示後は壊してしまいます。
どこだったかな、昔やってました、美術館で。

今回も大笑い!
どんだけ迷宮なんですか、バス通勤〜!!
アクアマリン品川がすごいツボです(^^)
ぽこまろん
2009/04/13 6:43 PM
>ぽこまろんさん

砂曼荼羅って別に門外不出の秘伝というわけではなくて、日本の美術館でも見られるものみたいですね。私が今までご縁がなかっただけなのでしょう。

バス通勤、最後の最後で迷宮ですよね。自分でも何してるんだか忘れそうになりました。

アクアマリン品川はシビれますね。実はこちらも仏教美術館のお寺の付属施設で、お坊さんが水泳のコーチをやってたりして(笑)。
ブラッディマリー
2009/04/14 2:25 PM
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