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「赤い砂漠」を観る
飯田橋の日仏学院で、さきごろ亡くなったミケランジェロ・アントニオーニ監督の「赤い砂漠」が上映されるというので、観にいってきました。主演はアントニオーニ作品ではおなじみのモニカ・ヴィッティ。映画のテーマはもちろん「愛の不毛」です。

わたしのことを実際によく知っている人は驚くのではないかと思うのですが、わたしはアントニオーニ監督の映画が大好きです。モニカ・ヴィッティなんて、憧れの女性を通り越して、もう神様のような存在です(笑)。

「おまえのようなお尻の青いガキンチョに深遠なるアントニオーニ映画の何がわかるというんじゃ!」とつっこまれそうですが、もちろん、彼の映画を100%理解できているなんて到底思いません。

この「赤い砂漠」もストーリーを説明するのは難しく、ラストで「???」とならないこともないのですが、内容がどうこうというより、ヒロインのモニカ・ヴィッティが体現する「人間が本質的に抱えている、誰かと関わりあうことで逆にあらわになってしまう孤独と不安」がたまらなく好きなのです。同じくモニカ・ヴィッティ主演の「太陽はひとりぼっち」も素晴らしかったです。「赤い砂漠」が工業都市の情景が描き出す灰色の不安の世界なら、「太陽はひとりぼっち」は真昼の淋しさ、青空の孤独、といったところでしょうか?

へたくそな文章を書き連ねましたが、実際は解説無用、映画の中で微笑み、泣き、叫び、苦悩するモニカ・ヴィッティを眺めているだけで伝わってくるものがあるのです。

彼女はいわゆる大女優タイプではないのかもしれないけど、ながく記憶に残る女優さんだと思っています。日本にも海外にも、後にも先にも、彼女のような女優がちょっと見当たらないことからも、それは明らか。

アントニオーニ監督のご冥福を心よりお祈り致します。
どこかで「アントニオーニ追悼特集上映会」やってほしい・・・。
ついでにコンプリートDVDボックスも発売して欲しい!!アタシが買う!!

#飯田橋界隈って、いいですよね。有名なお堀のカフェでお茶したいと思いつつ、まだ実現できてません。パチンコ屋の上の昭和フェロモンだしまくりの「しらゆり」という喫茶店も気になります。
映画 | comments(4) | trackbacks(0)
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Comment
こんにちは。
素敵ですねー。日仏学院ってそういうのをやってくれるんですよね…
アントニオーニは実はまだ全然見たことなくて(貧乏性?美味しいものは最後にとっておきたい、みたいな…)、bloodymaryさんの日記を拝見していて、「見ないですっごくソンしてるな〜」と思いました。追悼上映、きっとこれから、どんどん出てくると思います。私も劇場で見てみたいです。

有名なお堀のカフェ、ってカナル・カフェですよね?あそこ、昔何回か行きましたが今頃だとまだ水辺から虫がとんできて、なんだか落ち着かないんです。寒い時期に行くと水も匂わず、澄んできてよいかもしれません。

「しらゆり」も学生時代に使ったことが…。それほど覚えてないけれど(・・;

そんな二つのカフェが気になるbloodyさんなら、きっと日比谷にある純喫茶がお気に召されるのではないかしら…。イイノホールというコンサートホールが入っているビルの地下にあるVan(だったかBonだったか;)ていうところなんですけど、すごーく素敵なんです〜。ボーイさん達が蝶ネクタイしめて、丸いブースから飲み物を作って出てくるんです。店内の雰囲気もすごく渋いというか。落ち着きますよ〜(^^)!閉店時間が早めなのが、ちょっと残念ですが…。
ぽこまろん
2007/09/27 11:31 AM
>ぽこまろんさん

えー!ぽこまろさんがアントニオーニ未見とは驚きです。絶対観てると思ってました。ぜひぜひ観てください。そして感想を聞かせてください!

少し前に「BLOW-UP(欲望)」のDVDが950円くらいで発売されていて、この間買ったんですよ。まだ観てないけど。大きなショップに行けば、まだ手に入るんじゃないかな、と思います。

川崎市民ミュージアムの映画ライブラリは、アントニオーニ作品他、アート系映画のラインナップが充実していて、その場で格安で観ることができます。レンタルはできないけど。神奈川県民がうらやましー。

カナル・カフェ、たしかに虫が多そう。夏の夕暮れ、すてきなロケーションにうっとりの恋人同士が、イチャイチャしながら、蚊をパチパチ叩いているところを想像するとおかしくなります。やっぱり、そうでなくっちゃね(笑)。

日比谷の蝶ネクタイ純喫茶、行ってみたいです!貴重な情報ありがとうございます!!
昭和フェロモンな純喫茶、いいですよねぇ〜。シアトル系カフェにどうもなじめない私。

喫茶店じゃないけど、御茶ノ水の「山の上ホテル」も素敵空間らしいですね。
ブラッディーマリー
2007/09/27 12:19 PM
そうですよね、きっと意外ですよね(^^;)
似た路線の監督は結構観ているのに、ひどい。出会いってタイミングだなぁってつくづく思います。

廉価版の「BLOW UP」も、実は持ってます。
もうちょっとタイミング(体力とか気分とか)をよーく選んで、しっかりじっくり観ようと思ってます♪

山の上ホテルも素敵ですねー。
最近は騒々しいカフェが多いので、なんとなくホテルのラウンジに入ってしまうことが増えました。
また、どこかよさげなところを思い出したらお知らせします!^^
ぽこまろん
2007/09/28 4:25 PM
>ぽこまろんさん

映画や本って、どういう精神状態のときに出会うかで随分印象が変わりますよね。「作品に呼ばれる」というのは、ほんとうにあると思います。
というわけで、名作は好きなときに何度も楽しめるように、やっぱり買って手元におくべきですよね♪・・・と節約できない言い訳をしてみる(笑)。
ブラッディーマリー
2007/10/01 11:26 AM
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