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祝・非(ナル)Aシリーズ復刊!
本屋に行ったら、創元推理文庫の復刊フェアというのをやっていた。
その中になんと!
A.E.ヴァン・ヴォークトの非(ナル)Aシリーズがあった!

長らく絶版になってたのが、このたび復刊されたらしい。
「非Aの世界」と「非Aの傀儡」が平積みされてるなんて、夢のようよ(笑)。もちろん即買いました。

ヴァン・ヴォークトは大好きなSF作家の一人です。会社で使ってるコンピュータに「ゴッセン(非Aシリーズの主人公の名前)」という名前をつけるくらい好きです。
アシモフやハインライン、クラーク並みにすごい作家なのですが、最近はいまいち知名度が低くなってしまっているのがさみしいところです。まあ、作品のほとんどが絶版になってしまっているし・・・。

「非Aシリーズ」は士郎正宗の漫画に通じるノリのある作品です。多分、士郎正宗も影響うけてると思います。疑似科学アイデアをこれでもかと詰め込み、詳しい状況説明なしでストーリーをぶっとばしていく・・・。気をつけないと読者はおいてきぼりにされます。

非Aシリーズも、未来世界を舞台に非A哲学の天才、一種の超人である主人公が自身の出生の秘密をめぐって宇宙をまたにかけて活躍するという話なのですが、この禅の思想にもちょっと似ている非A哲学(非アリストテレス哲学)というのがまたすごい。

非A哲学というのは、どんなことにも動じない、静かで強い心を保つためのトレーニングをするための哲学なのですが、なぜか非A哲学をきわめると、一人の人間の記憶をごっそり別の人間の体に移し替えたり、精神力だけで敵を倒したり、遠く離れた2つの場所を限りなく誤差0%に同一化して、テレポートできたりしちゃうんですよ。

あまりの空想の飛躍っぷりに、友達に読ませたら「何が書いてあるんだかさっぱりわからない」という意見をいただきましたが、そのクラクラするようなわけのわからなさがまた魅力。読んでいる自分もいきなり未知の世界にほっぽりこまれて、冒険をしているような感覚は、そうそう味わえるものではありません。「何がなんだかよくわからないけれど、とにかく凄い」作品なので、これからも読み継がれていくことを切に願います。ほんとうに、ヴォークトは最高のSF作家です。

東京創元社さん、次は「イシャーの武器店」を復刊してー!
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