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ついに五反田到着 〜路線バスだけで通勤してみた(最終回)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル
 
まちかどの涅槃に後ろ髪ひかれつつもバスに乗車。
このあとは特に劇的な出来事もなく五反田へ・・・。

着いた!着いたよ、五反田!!
現在時刻は何時だっ!

あちこち脱線が多かったわりには五反田到着は12:10。
午後1時まで大分あるじゃないか。私の勝ちだぞ(何の勝負なんだろう?)。

武蔵境駅を出発したのが午前8時頃でしたから、全行程で
約3時間半かかっています。途中トイレに行ったりしている
ことを考えると思ったより時間がかかっていません。
あれ、路線バスだけ通勤、意外とイケるんじゃない?

#料金のことを考えなければ・・・ね。

五反田駅前の陸橋からホームを撮影。



ここで最後の奇蹟が起こったのでした!
撮影した写真の確認を終えた瞬間、フッと消えるデジタルカメラのモニタ。
最後の1枚を撮り終えた瞬間に、我がカメラはしばしの眠りについた
(=電池がなくなった)のでした。

なんなんだ。この計算しつくされた展開は。

こういう場合、最後の仕上げである五反田駅を撮影する前に
電池切れになって、「キーーーッ!!なんでここで電池切れなんだ。
あとちょっとだったのに!」と地団駄を踏むはめになることが
多いのではないでしょうか?少なくとも筆者はこれまでそういうことが
多かったです。

もう、これはアレですね。
ブログの神様というものがもし存在するならば、今回の路線バス通勤は
「神様」によって初めから演出されていたとしか思えません。
すべてが出たとこ勝負な様で、実は計算されていたように思えてきます。
神様と行く「通勤」。かっこいーーー・・・。

何はともあれ、路線バス通勤はつつがなく終了です。
もう今日の仕事は全部終わったという感じですが、私の本来の仕事は
これからです。会社に行かなければ。

最後まで読んでくださった皆様、お付き合いありがとうございました。

(おしまい)

*******

この企画を始めてから何人かの人に「あなたは鉄道や路線バスが好き
なのか?」と聞かれました。実は私は以前から「乗り鉄」の気があり、
鉄道ファンの世界ではおなじみの「大回り乗車」的なものを路線バス
でもやってみたかったというのはあります。

しかし、今回の試みを実行した理由はそれだけではありません。

「砂に埋もれた一粒のダイヤモンドを拾う」という表現があります。
筆者はこの表現を「日常の中から非日常のきらめきを見つけ出す」と
いう意味に解釈しているのですが、どうせなら「砂をすべてダイヤモ
ンドにしてしまえばいいのに。」とも思っていました。ダイヤモンドの
砂漠です。砂漠なんだけど何だか楽しそうだ。

だけど「ダイヤモンドの砂漠」は楽しいことを探しているたくさん
の人たちであっというまに埋まってしまうことでしょう。私が入り
込める余地はすぐになくなってしまうのでしょう。

「ダイヤモンドの砂漠」までわざわざ出かけなくても「自分のまわり
半径1メートル以内」を「輝ける砂漠」に出来ないものでしょうか?
多くの人にとっては退屈な風景から「あなただけの妄想とこじつけ」
という安上がりな道具だけを頼りに、未知の鉱脈を掘り当てることが
出来たらよいのに。

そんな「精神的な遊び」の第一歩として、今回はあえて不便な方法を
使って通勤してみる、ということをやってみました。
思ったよりもよい出来になったので満足しています。
次はどんな企画にしましょうかね。
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狭隘(きょうあい)路線ショウ 〜路線バスだけで通勤してみた(11)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル

チベット美術館と海底涅槃でお腹いっぱい、もう驚くようなことは
ないだろうと思っていたら、路線バスが最後にキメてくれました。

私がこれから乗る五反田−渋谷間を結ぶバスですが、
本日は縁日仕様になっているため、海底涅槃スイミングクラブ前臨時
バス停(ほんとは違う名前なんだけど、当ブログではこう呼ぶことに
しましょう)で折り返し運転をします。

ところが、海底涅槃スイミングクラブ前の道は路線バスがすれ違う
ことも難しそうな狭い道です。こんな狭い道でバスはどうやって方
向転換をするのでしょうか?

ここでもう一度、涅槃全景の写真をごらんください。
バスは海底涅槃の脇の道を利用して方向転換するのです。




実際には、バスは以下のような移動をしながら見事に方向転換
してしまいます(クリックすると拡大します)。

*灰色と赤紫の四角は東急バスです。


.丱奪運転で「海底涅槃」の脇の道に入る
△修里泙涸或覆靴萄犬剖覆る(方向転換完了)
ふたたびバック運転で、「海底涅槃」向かい側のバス停に来る
続きを読む >>
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海底鹿野苑 〜路線バスだけで通勤してみた(10)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル

海パン(スクール水着っぽい)の青年が、海ガメとアザラシに何やら
語りかけています。アザラシさん、至福の表情を浮かべています。
こんな光景を以前どこかで見たような・・・。



あっ。手塚治虫の「ブッダ」だ!
「ブッダ」に出てくる鹿野苑がこんな感じだった!!

ここは海底鹿野苑。ということは、海パンの青年の正体はあの方・・・・。

なるほど、悟りをひらいたお釈迦様の説法を聞いているのですから、
ワニもネッシーもアザラシもみんなニコニコ、平和でいっぱいになる
のも当たり前。背景の青い模様も水のゆらめきではなくて、「悟りの
心象風景」を表現したものに見えてきます。

壁画の片隅ではこんな光景も。



サルがアザラシのために、ヤシノミを取ってあげています。アザラシは
かたわらにいる魚にヤシノミをプレゼントするつもりなのでしょう。
世界の片隅で、美しい思いやりの光景が繰り広げられています。
それにしても、アザラシはみんな「いい顔」してますねぇ。
すでに仏様のようです(笑)。

ちょっと調べてみたのですが、「涅槃」とはもともと「火が消された状態」
を意味する言葉なのだそうです。
ここでいう「火」とはもちろん「煩悩」のメタファーです。
確かに、海に潜ってしまえばすべての「火」は消えてしまいます。
仏教の精神的ユートピアは、海の底に広がっていたのか。

街角のスイミングスクールの「ほのぼの壁画」には深い意味が
こめられていたのですねぇ。どうりで「なんとなくありがたい壁画」に
見えるわけだ。

・・・・・・

長々と書きましたが、要は「スイミングスクールの壁画に描かれた動物
たちが妙に『いい顔』をしているのが気になった。」というだけの話です。
ハイ。

この記事はおふざけばっかりですが、安養院の仏教美術館はチベット仏教
について理解を深めることができる、おすすめスポットのよう
ですので、近いうちに行ってこようと思います。

↓ 涅槃の全景


トンでいってしまった意識を「通勤」に引き戻すべく、
五反田行きのバスがやってきました。

(続く)
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目黒不動尊発・チベット行き 〜路線バスだけで通勤してみた(9)〜
JUGEMテーマ:趣味
 
スイミングスクールの壁に描かれた壁画。
一見ほのぼのとした雰囲気ですが、じっくり鑑賞してみると
ちょっと不思議な壁画であるということがわかります。

ネッシーと少女とイルカが仲良く水泳の図

イルカがいるということは、海という設定なんだろうけど、
ネッシーって湖にいるんじゃないのか。
しかも、少女はなぜかスクール水着です(笑)。

さらに少女とイルカの群れを追いかけるように、ワニまで泳いでいるという
混沌ぶり。

少女とイルカはのんびり泳いでいる場合じゃないのでは。

しかし、このワニ、普通のワニとちょっと違う・・・。
なんか人が良さそう。

と、こ、ろ、で、

みなさんは「砂マンダラ」というものをご存知でしょうか?
「砂マンダラ」とは、チベット仏教の僧侶が行う「祈りの儀式」
であり、極彩色の精密なマンダラを砂で描いて、完成したら砂に
戻して川に流してしまうというものです。
手間隙かけて作ったものを無に帰するという行為は、仏教の
「諸行無常」を表現しているのだそうです。

筆者は以前、テレビで砂マンダラをつくるチベット僧の
ドキュメンタリーを見て、大変な衝撃を受けました。
出来上がったマンダラの美しさも素晴らしいですが、そんな
美しいマンダラをあっさり破壊してしまうということに寒気が
するほど感動しました。
そのとき、どういうわけだか「ダンディズム」ってこういうこと
じゃないだろうかと思ったのです。


私は特定の信仰を持っている人間ではありません(クリスマスは
教会の礼拝に行って、お正月は神社に初詣という典型的な宗教ミーハー)。

でも、不謹慎な発言を承知で、私も砂マンダラを作ってみたいと
思いました。それが無理なら実物の砂マンダラを見てみたい・・・。
でも、「無」に返すことに意味があるんだから、日本では滅多に
見られるものじゃないでしょうね、と思いつづけて10年以上、
砂マンダラを目にする機会はありませんでした・・・。

しかし、チベットの秘儀は意外な場所で私を待っていたのです。

スイミングスクールの向かいに「安養院」というお寺があります。
バス停に行く途中に「安養院」の入り口のそばを通ったのですが、
この「安養院」にはなんと、「北インド・チベット美術館」という
施設が併設されており、「砂マンダラ公開中」という看板が出ている
ではありませんか!!
振り向けばチベット。長年の夢と憧れがこんなところで腕を広げて
いようとは。

まさか「砂マンダラ体験ワークショップ」なんてのはないでしょうが、
製作過程のビデオ映像くらいはあるかもしれません。
もう1時までに会社到着とかそんなことどうでもいいから、砂マンダラを
見ていこうかと思いましたが、そんなに簡単に欲望に負けてはチベットの
お坊さんたちに失礼だ、あの人たちはもっとストイックな世界を生きている
んだぞ、私など足元にも及ばないが、それなりに心の準備を整えてから鑑賞
するのが礼儀というものだ、と自分に言い聞かせてバス停に向かったのでし
た。チベット美術館、近いうちに絶対行くぞ!!

話はスイミングスクールの壁画に戻ります。
「チベットの神秘」がご近所さんのせいでしょうか、この壁画も
一種のマンダラのように思えてきます。だって、ネッシーもワニも
あんなに穏やかな顔をしているではありませんか。

視線を左にずらしていくと・・・。おやっ!

(続く)
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元競馬場前発・縁日経由・五反田行き 〜路線バスだけで通勤してみた(8)〜
JUGEMテーマ:趣味

元競馬場のバス停からバスに乗ったら、あとはもう五反田に
一直線・私のささやかな冒険は「通過したバス停が100個を
超えた!」というささやかな達成感を残して、ささやかに
フィナーレを迎えるはずだったのです。

====================
元競馬場前
→下目黒五丁目→東京学園高校通り
→入谷橋→林試の森入口
→目黒不動尊→不動尊門前
→西五反田四丁目→桐が谷
→荏原一丁目→大崎広小路
→五反田駅

バス停の数:12個
これまでに通過したバス停合計:107個
====================

しかし、私が今乗り込んだバスは通常の五反田行きでは
ありませんでした。
そう、このバスの終点は「縁日」だったのです。

上のバス停リストをよーくご覧ください。
「目黒不動尊」というバス停がありますよね?通常運転の場合、
このバスは目黒不動尊の境内に入っていきます。そのときに
仁王門とその中に納められた2体の仁王像のそばを通っていきます。

日が暮れてからこの路線に乗ると、ライトアップされた仁王像が
住宅街の暗闇から突然現われるという格好になります。

その唐突さがアングラ情緒満点というか、まさに奇想の国ニッポン、
これぞオカルト・ジャパネスク!!な趣があって、この路線最大の
見せ場になっているのです。まあとにかく、「夜見る仁王像は
昼間の数倍かっこいい!」ということです(笑)。

私はわざと違うルートを使って家に帰るということをよくやるの
ですが、五反田から渋谷まで連れて行ってくれるこのバス路線は
お気に入りで、何度も使ったことがあります。

しかし、目黒不動尊で毎月28日に縁日があるということは
知りませんでした。そして、「路線バスだけ通勤」決行の
今日がまさしく28日、1ヶ月に1回の縁日の日だったのです。

目黒不動尊が近づいてくると「本日このバスは次の目黒不動尊バス停が
終点となります」という車内アナウンスが入り、乗客はバスを降ろされ
ます。

目黒不動尊周辺は道が狭く、縁日がある日は買い物客で混雑するので
バスは目黒不動尊から折り返し運転になってしまうらしいのです。

目黒不動尊より先まで行く人は、乗り継ぎ証明書を発行してもらわな
ければならないのですが、私は「東急バス1日乗車券」を持っているので、
そのまま降りることができました。
ああ、こんなところで1日乗車券の有り難味をしみじみ実感することに
なろうとは。というか、最後の最後で意外などんでん返しが待ってい
たのですねぇ。

五反田方面のバス停は目黒不動尊縁日を抜けたところにあるようです。
昼間の縁日はおじいちゃん・おばあちゃんでごった返していました。

それにしても、
これはあくまで通勤なのに、会社に向かっているだけなのに、
どうして私は目黒不動尊の縁日をひとりで歩いているのでしょう。
おじいちゃんとおばあちゃんがさざなみのように押し寄せてくるので、
立ち止まって写真を撮る余裕もありません。
人出多いですね、目黒不動尊の縁日・・・。

もう1時までに五反田に到着するのは無理かもしれません。
いつもは楽しいはずの縁日も、今日は哀しさとシュールさが
万華鏡のように入り混じり、なんだか胸がいっぱいになって
きます。

いつしか縁日は終り、見知らぬ住宅街に突入していたのでした。
都会に突然あらわれる住宅街は私の大好物ですが、今日はあまり
心に余裕がないので、素直に楽しむことができません。
いつになったらバス停につくんだろう。

不安が最高潮に達したとき、住宅街の真中に突然「縁日用臨時バス停」
が現われました。ああよかった。
バス停の前には「アクアマリン品川」という地元密着型と思われる
スイミングクラブがあります。その壁面にはなにやら楽しげな絵が
描かれているのですが・・・。



なんだか気になる、この壁画。なんでだろう・・・?

(続く)
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都立大学駅から元競馬場前へ 〜路線バスだけで通勤してみた(7)〜
 
JUGEMテーマ:地域/ローカル

ようやく目黒駅行きのバスが来ました!

===================
都立大学駅北口
→碑文谷警察署→碑文谷五丁目交番
→田向公園→鷹番→目黒郵便局
→清水→目黒消防署
→元競馬場前

バス停の数:9個
これまでに通過したバス停合計:95個
===================

バスは「碑文谷」「鷹番」といった、なんだか高級そうな街を
ひた走ります。途中でダイエーの前を通るのですが、東横線
の車窓からも見えるこの巨大なダイエー、以前から不思議な
存在でした。こんな高級住宅街になぜダイエーを出店しようと
思ったのでしょうか・・・?

目黒駅まで行かずに、その手前の「元競馬場」でバスを
降ります。



この近くに昔、本当に競馬場があったらしいです。
今では競馬場のかわりに、こんなデラックスなマンションがあります。



かっこいいなあ。このマンション。実物はかなり迫力がありますよ。
「東京R不動産」で紹介されそうだ〜。

今回のバス通勤で、私は目黒通りの「ある特徴」に気づきました。
バス停向かい側の風景を撮影した下の写真をご覧ください。



目黒通り沿いの建物って低層で、こんなふうに高さが揃って
いるんです。目黒通りにはなんとなくヨーロッパ的異国情緒(笑)
を感じるのですが、その原因は建物の「お行儀のよさ」にあるのかも
しれません。

武蔵野エリアで「バス乗り継ぎ運」を使い果たしたのか、
元競馬場でも待たされました。
近所のノラネコちゃんに、このときの私の気持ちを代弁して
もらいましょう。



そうこうしているうちに、バスがやって来ました。
このバスでついに五反田到着です。「なーんだ、『路線バスだけ通勤』、
意外と淡々と終わっちゃうなー。」と思っていたら、バスの行先表示
に「五反田駅」に加えて「縁日」という文字が浮かんでいます。

「えっ?縁日行きのバス・・・?」

(続く)
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都立大学駅で足踏み 〜路線バスだけで通勤してみた(6)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル

次なる目的地・東急東横線の都立大学駅に到着しました。

私は日ごろ中央線を左や右にウロチョロしているだけなので、
東急東横線にはまったくご縁がありません。都立大学駅に降り立つ
のも今日が初めてです。
そんなわけで、東横線といえば「お金持ちがたくさん住んでいる
ハイソな路線」というイメージしかありません。都立大学駅にも
きっと、薔薇のアーチで飾られた駅前広場に白い天使の噴水が
あって、なんかヤヤコシイ名前のケーキ屋でマダムがティータイム
とか、とにかく「ハイソでオシャレなもの」がひしめき合っている
に違いないと思って駅にたどりついてみると・・・。



なんだ、これは。
高円寺や阿佐ヶ谷の駅前と大して変わらないじゃん!!
写真には映っていませんが、左側にはハイソのシンボル「天使の噴水」
ではなくて、「とうきゅうストア」があります。「とうきゅう」なら
ウチの最寄駅にもあるもん!!

幻想が踏みにじられてしまっても、落ち込んでいる暇はありません。
バスターミナルはどこかしら〜って、どういうわけかバス乗り場らしき
ものが見つかりません。

都立大学駅は駅前にスペースがほとんどないので、どうも
「バスターミナル」は存在しないようなのです。

「整然とした歩道にバスターミナル」という駅前の光景は郊外住宅街
のもので、目黒みたいなほんとの都会の駅前って、案外雑然としてる
ものなのかしら。

ここで初めて駅員さんにバス停の場所を聞きます。
私が次に乗る目黒行きのバス停は、駅からちょっと離れたところに
ありました。

都立大学駅バス停

天気が悪かったせいか、異常に暗い写真になってます。

今まで順調にバスを乗り継いできた路線バス通勤ですが、23区に
突入した途端、バスが来なくなってしまいました。
待ち時間の間に写真撮影。バス停向かいの光景。




拡大してみるとヤヤコシイ名前のケーキ屋ではなくて、
「すき屋」が映っています。



意外と庶民的です都立大学(私の偏見が強すぎるだけだってば)。

なかなかバスが来ません〜。たいくつ〜。

#前回に続いて中身が薄い記事なので、お勧め本の紹介。
金井美恵子さんの「柔らかい土を踏んで、」が文庫本に
なりました。・・・最近の金井美恵子さんの文庫本って、
解説の変わりに著者インタビューが掲載されることが多く
て、それはそれで面白いからいいのだけれども、どうして
なんだろ?

金井 美恵子
河出書房新社
¥ 756
(2009-03-04)
コメント:名作「愛の生活」直系の「芸術的小説」。この路線も封印しないで欲しいです。

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成城学園前から都立大学駅へ 〜路線バスだけで通勤してみた(5)〜
JUGEMテーマ:趣味

路線バスというのはとにかく待たされるものだという印象があって、
今回のバスだけ通勤でも乗り継ぎが悪くて苦労するだろうと覚悟していました。
「追いかければ逃げていくのよ。人間も路線バスも。」とつぶやきながら、
タバコをくわえて火をつけ・・・ああ、私、タバコは吸わないんだっけ・・・、
とにかく、アンニュイにバスを待つのもいいじゃないかと思っていたのですが、
今日に限ってバスがどんどん来ます。
都立大学駅行きのバスにもあっさり乗ることができてしまい、午前10時過ぎ
には成城学園前を出発です。この調子なら、午後1時までに五反田到着も
楽勝そうです。

「成城学園前駅-都立大学駅」の路線バスですが、本日最多のバス停数を
誇る路線です。

============================
成城学園前駅
→成城町→武蔵工大附属高校前→東横小学校前
→東宝前→日大商学部前→成育医療センター前
→NHK技術研究所→星美学園→厚生年金スポーツセンター
→区立総合運動場→公園橋→岡本三丁目
→聖ドミニコ学園→岡本一丁目→用賀中学校
→用賀地区会館→上用賀三丁目→駒大高校裏
→グレラン製薬前→桜新町駅→桜新町一丁目
→深沢中学入口→深沢高校→日本体育大学前
→深沢坂上→東深沢中学校→東深沢小学校
→深沢一丁目→都立大学理学部前→八雲
→都立大学附属高校前→めぐろ区民キャンパス
→都立大学駅北口

バス停の数:34個
これまでに通過したバス停合計:86個
============================

このバスは砧公園のそばを通るのですが、砧公園のそばに
「星美学園」と「聖ドミニコ学園」というちょっと気になる
バス停があります。あとで調べてみたら、どちらもカトリック
のお嬢様女子校らしいです。シスターが教師を務めるような
学校なのでしょうか、いいなあ・・・。

途中の「桜新町」バス停で乗務員の交代がありました。
そのときにバスの中から撮った写真です。

東急田園都市線・桜新町駅前


「桜新町」といえば「サザエさん」の舞台なのですが、
現在の桜新町駅前はすっかり都会ですね。

#余談ですが、声優が変わってからの「ワカメちゃん」は
乙女度がアップしたと思いませんか?現在のワカメちゃんは
賢さを感じさせつつ、どこかはにかんだような独特の喋り方
にテレビの前でノックアウトされてます。成長すると
「宮沢りえ」になるというのも納得です。あの垢抜けっぷり
ではパンツ見せはそろそろヤバいような・・・(笑)。

この路線はハイソ住宅がこれでもかと続いて目の保養になるのですが、
ハイソ住宅街見物もやがて飽きてきます。

やたらと佐藤ゆかりの選挙ポスターが貼られていたのと(各バス停間ごとに
1枚は見たと思う)、途中から乗り込んできた作業服を着て楊枝をくわえた
おじさんが「紅茶花伝ロイヤルミルクティー」を飲んでいたことくらいしか
書く事がありません。

ロイヤルミルクティーって、「女の子らしい可愛らしさ」を強調したい女子が
デートで頼む率高そうな最強の「ガーリッシュドリンク」だと勝手に思っている
ので(紅茶花伝の缶のデザインもそれっぽい)、「楊枝でシーハーしながら
缶チューハイや缶ビールでなくロイヤルミルクティーを飲むおじさん」
というビジュアルは、お上品で単調な「成城学園前-都立大学駅間」において
深い印象を残しました。

・・・誰が何を飲もうとその人の勝手なんですけどね。

(通勤はまだまだ続く)
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路線バスだけで通勤してみた(4)〜調布から成城学園前へ(後編)〜

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「流しのしたの骨」でこと子ちゃん一家が買い物をした(と思われる)
成城石井です。
実はこの成城石井、赤坂真理さんの「ミューズ」という作品にも登場
します。




「ヴァイブレータ」という日本映画がありますが、赤坂真理さんは映画の
原作小説を書いた作家です。
「ミューズ」は10代の少女が主人公という点で、前回取り上げた
江國香織の「流しのしたの骨」と設定に共通する部分があるのですが、
その内容は対照的です。
「ミューズ」のあらすじですが、確か宣伝コピーはこんな感じでした。

今にも壊れそうな心を抱えた喜多見在住の女子高生が
成城在住の年上の歯科医に恋をしかける話

主人公の女子高生・秋山美緒は、ファッション誌のモデルのアルバイト
をするような美少女で、歯列矯正に通っている病院の歯科医師と不倫の
恋愛関係にあります(成城と喜多見という具体的な地域名も、作品に
とって重要な意味をもっています)。

美緒ちゃんはテレクラのバイト経験があったり、「流しのしたの骨」の
こと子ちゃんにくらべると危険な世界を生きている少女で、そんな女の子の
不倫話とくれば、なんだ渋谷系(死語?)不良少女小説かよ、ということに
なってしまいそうなのですが、赤坂真理にかかれば、スキャンダラスな
恋愛も「痛みと再生の神話」に変わります。
とにかく美しいんですよ、作品の隅々まで。

特に主人公の美緒ちゃんには最初から最後まで、とても
イノセントな印象を受けます。閉鎖的とも思える家庭で純粋に
育てられたこと子ちゃんにどうしようもなく感じてしまう「いやらしさ」
とは対照的にね。

「ミューズ」に限らず、赤坂真理さんの作品は過激な設定と
展開なんだけど、最後は再生への希望を感じさせてくれるので
大好きです。もっともっと読まれて欲しいなあ。

とまあ、私のヘタクソな読書感想文はどうでもいいのですが、
作品の中で美緒ちゃんが歯科医とのデートに持っていくワインを、
成城学園前の成城石井で買うシーンがあるのです。
私も美緒ちゃんと同じように、「時計と逆周りに」店内を歩いて、
ワインコーナーをのぞいてみました(お酒飲まないので見るだけ
なんだけど)。あー、ここで買い物したのね、美緒ちゃんは。

通勤してるんだか、文学散歩をしてるんだかわからなくなって
きましたが、そうそう、トイレに行きたかったのでした。

成城学園前駅には「成城コルティ」というショッピングセンターが
あるので、そこのトイレを借りることにしました。

トイレの個室に入ると、誰かが私の尻を
ポンっと叩きます。
驚いて振り返ると、洋式便器のフタが
自動的に開く仕組みになっていて、
開いたフタがお尻に当たっただけなの
でした。・・・びっくりしたじゃないか!!!


さすが成城、トイレもセレブ仕様です。というか、トイレがこんなに
いたれりつくせりじゃなくてもいいような気もします。フタが自動的に
開くトイレなんて初めて使いましたよ。

ルミネ新宿のトイレも内装が無駄に凝ってますが、高級住宅地として
成城と並び称される田園調布の公衆トイレ事情も気になるところです
ね。どんなセレブな仕掛があるのでしょう(笑)。
うーん、「東京都内・公衆トイレ探訪」なんてのも面白いかもしれない。

・・・なんかトイレの話ばっかり書いてるような気がしますが、とりあえ
ず成城学園前に別れを告げて、次は都立大学駅を目指します。
私にとっては秘境である「東急沿線の世田谷区と目黒区」に突入
しちゃいますよ。お楽しみに!

赤坂 真理
講談社
¥ 490
(2005-06)
コメント:「流しのしたの骨」と読み比べると面白いかも。

路線バスだけで通勤 | comments(8) | trackbacks(3)
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路線バスだけで通勤してみた(3)〜調布から成城学園前へ(前編)〜
JUGEMテーマ:地域/ローカル

私はそんなにトイレが近いほうではないのですが、調布駅に着く
直前あたりからトイレに行きたくて仕方なくなってしまったのです。
バスの車内が電車にくらべて寒いのと、振動によって膀胱が
活性化されてしまったのでしょうか(笑)?
なるほど、バス通勤にはこんな落とし穴があったのか!

調布パルコのトイレを借りようと思ったのですが、まだ午前9時なので
パルコがオープンしていません。ああー、トイレトイレ。
パルコのそばに西友があったので、西友に飛び込んで用を足しました。
西友、店のシャッターが半分くらい閉まってたんですが、まだ完全オープン
じゃなかったのでしょうか?従業員さん、ごめんなさい。

さて、膀胱に平和が戻ったところで大事な話。
今回のバス通勤にはあるルールを決めてあります。それは何かというと、

「とにかく午後1時までに五反田に
到着すること」


です。

もともと会社には「午後1時までに出勤します。」と伝えてあります。
やはり、あくまで「通勤」である以上、到着があまり遅くなっては困ります。
午後1時までに五反田に到着できそうにないなと思ったら、
「路線バスだけ通勤」はいさぎよくあきらめて、電車移動に切り替えることに
します。
やっぱり何かしらの制限があったほうがゲームは盛り上がりますよね!

気をひきしめて、調布駅南口にむかいます。

路線バスというのはとにかく待たされる印象があったのですが、
すでに成城学園前行きの小田急バスがロータリーに到着していました。
慌てて乗り込んで、車窓から一枚。



「調布−成城学園前」は今回の路線バス通勤の「ハイライトその1」です。
見てください、このバス停の充実ぶりを!

=======================
調布駅南口
→調布駅入口→品川通り上布田→地蔵前
→調布車庫→調布第二小学校前→国領七丁目
→ジューキ前→慈恵医大第三病院前
→狛江営業所→狛江市立緑野小学校→松原
→和泉本町三丁目→和泉狛江消防署前
→御台橋→覚東→明照院→稲荷前
→若葉町三丁目→神代高校→仙川駅入口
→若葉町→若葉町二丁目→入間町一丁目
→中央電通学園裏→成城八丁目→入間町三丁目
→成城三番→成城二番→成城一番
→成城学園前駅北口

バス停の数:31個
これまでに通過したバス停合計:52個

=======================

バスは典型的な武蔵野のんびり住宅街を疾走します。
ほんと、道が空いててドンドン進みます。

ところで、江國香織という作家を御存知でしょうか?
私は江國香織って特に好きでも嫌いでもないのですが、
「流しのしたの骨」という作品だけは妙に印象に残っています。

どういう話なのかというと、「こと子ちゃん」という19歳の
「すこしフシギ少女」がこれまた「すこしフシギ」な家族と過ごす
日常生活をただただひたすら描写していくという、
ヤマもなければオチもない、ある意味とても「過激な」小説です。

その日常生活の細部の描写がやたらと細かくて、もうそれだけが
この作品の存在意義なんじゃなかろうかという感じなのですが、
こと子ちゃんと家族が自宅から40分ほどバスに乗って、
とある街の素敵なスーパーで「クリスマスにシュウマイを
たくさん作るため」のお買い物をして、帰りに「桜子」という甘味屋で
「蜜白玉」を食べるというエピソードが出てきます。

この「桜子」という店、成城学園前に実在します。
「蜜白玉」も看板メニューです。素敵なスーパーは多分「成城石井」
でしょう。

そうです!私はこと子ちゃんと家族が多分乗ったであろうバスに
乗っているのです。

あれは実在するバス路線だったのか!
そして、「流しのしたの骨」の舞台は調布だったのか!
これは思わぬ発見だと思ったのですが、江國香織ファンの間では
すでに有名な話なのでしょうか?

「流しのしたの骨」という作品は、一般的には「ちょっと風変わりな
家族の心温まる物語」として読まれているようです。確かにそうなんですが、
私は初めて読んだときから「こと子ちゃん」という少女とその家族に
どういうわけだか「薄気味の悪さ」を感じてしまいました。

特に「こと子ちゃん」。
この子はボーイフレンドに「そろそろ肉体関係を持ちましょう。」
と自分から迫ってラブホテルに行ったかと思えば、ボーイフレンドの
大学の授業にモグリで出席して、「いつでも食べられるようにね。」とか
言って、キャンディを机の上にばらまくようなことをするんです。

当時こと子ちゃんと同い年だった私は「恐ろしい娘だわ、こと子!!!」と
驚愕しました(笑)。
こと子ちゃんって、ものすごい小悪魔キャラだと思いませんか?
ファンタジックなのか生々しいのか、ちょっと得体のしれない少女ですよね?

江國香織ファンは彼女のそんな現実感覚が好きなのかもしれませんが、
私はちょっと苦手だなと思ってしまいました。江國香織作品の登場人物って、
こういう女性が多いのでしょうか?

#でも、「桜子」の蜜白玉は抹茶蜜の中に白玉がたくさん浮いているデザート
だそうで、「美味しそうだなあ。」と思いました。いつか食べに行くぞ!

そうこうしているうちに成城学園前に到着です。うー、トイレトイレ。
調布から40分くらいしか経っていないのに、またしてもトイレです。

トイレに行きたいけど、根性で写真を撮ります。




ほんとに成城学園前まで来たんですよ。



江國 香織
新潮社
¥ 540
(1999-09)
コメント:興味のある方は読んでみてください。

路線バスだけで通勤 | comments(3) | trackbacks(1)
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