スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
entry_bottom
表現へのパセティックな情熱
 JUGEMテーマ:映画

「路線バス通勤」連載の前に渡辺文樹の「天皇伝説/ノモンハン」上映会に
行った話を書いていたのを憶えていらっしゃるでしょうか?
その「フミキ鑑賞日記」がこちらのサイトで取り上げられました。

http://www5.famille.ne.jp/~bari/note/movie/fumiki.htm

渡辺文樹ファンの方が書かれた文章のようですが、サイトのタイトルや
書き手のプロフィールなどが一切わかりません。
この方も上映会に行き、その後「恋の神風」他いくつかのサイトを参照しながら
この文章を書かれたのだそうです。

どこのどなたか存じませんが、当ブログを取り上げて
くださってありがとうございます。
しかもさりげなく褒めらています。嬉しい・・・。

あちらのサイトにお礼のコメントをしたかったのですが、掲示板やコメント欄などが
見つかりませんでしたので(トップページに辿り着くためのボタンとか見当たらないの
ですよ)、こちらでお礼をさせていただきます。

このサイトの管理者さん、「自分は作品に対する読解力が不足している。」と謙遜されて
いますが、そんなことないと思います。だって「島国根性」観たくなりましたもん。
渡辺文樹の映画はほんと「脳内補完」が必須なので(笑)、私もいろんなブログや
映画サイトを参考にしました。その中で面白かったのがコレ↓

http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E6%96%87%E6%A8%B9

「なにやら非常にパセティックに意気込んでいるのが解るが
何に熱くなっているのかがサッパリ理解できない。」

あ、確かにそうかも。でも、フミキストの多くはそんなところに魅力を感じているんじゃ
ないでしょうかね?「映画表現へのパセティックな情熱」だけを原動力に製作される
映画なんて、そうそう観られるものじゃありませんもの。
映画 | comments(3) | trackbacks(0)
entry_bottom
「ノモンハン」は凄かった!〜渡辺文樹・鑑賞日記最終回〜
JUGEMテーマ:映画


(続き)

ついに4回目・・・そろそろシメないと。

「天皇伝説」は意外なことにユーモラスな演出ありのアクション映画で(観客席からは笑い声が聞こえたくらい。)、映画としてはやや消化不良な部分もありました(宣伝ポスター裏に書かれた、渡辺監督自身による「解説文」のほうが過激で面白かったりする。プログラムを買うべきでした)。

当初ノーチェックだった「ノモンハン」が凄かった!

*「ノモンハン」のポスター


「ノモンハン」も「天皇伝説」同様の低予算映画で、時代設定は昭和14年ごろのはずなのに、なぜか道路がアスファルト舗装されていたり、主人公が着ているコートがどうも「平成」のものに見えちゃったりと、お茶目ポイントがいくつかあることはあるのですが・・
・。

でも、そんなことどうでもいいです。目をつぶってください。

渡辺監督はアクション映画が大好きみたいですが、アクションよりも日本社会の閉鎖性、血縁に縛られた家族のグロテスクな悲劇、そういった「ニッポンの土着的情念の世界」を描き出すことにたけた作家のような気がします。

「ノモンハン」のあらすじを簡単に紹介しますと、「ノモンハン事件」を戦った軍人である主人公(渡辺監督が演じている)は、日本軍惨敗という悲劇に終わってしまったノモンハンの真実を語るべく、あえて自決せずに復員します。我が家に帰ると、主人公の息子(
将来を希望されていた軍人)は自殺しており、自殺の原因は彼の美しい妻が「ある皇族将校」と姦通したためではないか、という噂が村中で囁かれています。

このように、途中までは閉鎖的な村社会を舞台にした家庭ドロドロ劇風な展開なのですが、主人公が未亡人となった嫁の秘密を追求していくあたりから俄然面白くなってきます。

実は主人公の一族は被差別部落の出身であり、その事実を知った嫁は一族の青年を軍隊学校に無事入学させるため、被差別部落という出自をなかったことにしてもらうため、皇族将校に身を任せたのでした。姦通は事実だったのです。

家族に対する愛情からとはいえ、主人公は嫁の不貞を許せません。しかし、嫁以上に主人公はその「皇族将校」が許せないのです。

問題の皇族将校はノモンハンでは主人公の上官であり、皇族将校の判断ミスによって大勢の日本軍人の命が失われたという、公にはされていない事実を主人公は知っていたのでした・・・。

主人公は嫁を殺害、自身も嫁殺しの犯人として生涯を終えます。悲劇の発端ともいえる皇族将校は何の罪に問われることもなく、生き長らえます。

そして時は流れて・・・
病気で余命いくばくもない皇族将校が入院している病院に一人の女が現れます。女は一瞬の隙をついて皇族将校を殺害、自分も自殺します。女は主人公の孫、つまり自殺した息子と嫁の間に生まれた子供だったのでした。

どうですか?かなり大胆な結末だと思いませんか?「天皇伝説」よりも、こちらのほうが絶対ヤバい!

ノモンハン事件に渡辺監督が考えているようなウラ話があったのか、私にはわかりません。すべては監督の妄想、フィクションなのかもしれません。

そうだったとしても、「皇室」と「被差別部落」という「徹底的に守られる存在」と「徹底的に排除される存在」を対比させるアイデアはすごいなと思いました。
また、地方のある一族に起こった悲劇が、ノモンハンの悲劇の真実を解き明かしていくという展開も見事です。

私は特に政治的ポリシーを持っているわけではありませんし、天皇制に反対というわけでもないノンキなミーハーにすぎませんが、もともと「歴史・政治・戦争の不条理が個人の悲劇に還元されていく」というお話に弱く、そういう意味で「ノモンハン」はかなりガ
ツンときましたし、「天皇伝説」にしても、「ああ、世の中にはこんなことを考えている人もいるのだな。」と、興味深く楽しむことができました。

渡辺文樹が撮っているのは間違いなく「映画」です。監督の「感性」というフィルターがかかる以上、すべての映画はフィクションであり、そこで語られていることはすべて(それがどんなに危険なことであったとしても)、フィルムに焼きつけられた空想に過ぎない
のかもしれません。でも、だからこそ、渡辺監督には死ぬまで自分の「思想」を撮りつづけて欲しいです。

*こちらもポスターの裏がすごいことになっている。


4回目にしてなんとか完結。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
映画 | comments(5) | trackbacks(1)
entry_bottom
渡辺文樹の「天皇伝説」はそんなに過激な映画じゃなかった
JUGEMテーマ:映画


(続き)

思わぬ大河記事(笑)になってしまいましたが、3回目にしてようやく映画本編の感想に突入です。

「ノモンハン」はちょっと置いといて、「天皇伝説」の感想から書かせていただきます。

*あのポスターには「ウラ」があった・・・!



「天皇伝説」ポスターの裏側にも渡辺監督の熱い思いが書き込まれています。

週刊新潮に取り上げられたせいもあって、「ノモンハン」よりも「天皇伝説」のほうが話題にされることが多く、また「過激な映画」というイメージを持たれているのだろうと思います。

私自身も最初は「天皇伝説」だけ観ればいいかな、と思っていたくらいで、「ノモンハン」にはあまり期待していませんでした。

ところが、その予想は見事に裏切られることになります。

まず最初に述べておきますが、「ノモンハン」「天皇伝説」ともにカルト映画ではありませんし、渡辺監督もポスターからイメージするほどエキセントリックな監督ではありません(少なくとも私はそう思いました)。

問題の「天皇伝説」ですが、これ、完全に日本版「X-ファイル」です。監督自身も「アクション映画です。」と仰っていましたし、私も「危険なプロパガンダ映画である。」とは思いませんでした。

確かに「天皇家の血統にまつわる秘密を暴く」という内容ですが、映画の中で語られている「明治天皇すり替え説」というのも陰謀論好きの間では有名な話だそうで(Wikipediaにも書いてあったりします)、これなら女性週刊誌のほうがよっぽどヒドイこと書いてるのでは、という感じでした。

「天皇伝説」、私は「お茶目なB級映画」として楽しみました(監督ごめんなさい)。
渡辺監督は主人公の「天皇家の秘密を追う、元米国軍人という経歴をもつ男」を演じているのですが、まずその設定に無理があります(笑)。監督、迫力はありますが「元米国軍人」には見えません。ぽっちゃり体型にモジャモジャ頭がいけないのでしょうか・・・。

渡辺監督は小さな娘(監督の実の娘です)を連れて、天皇家の秘密を守る側の人間と追いつ追われつの一大アクションを展開するのですが、どうも監督が「子供を誘拐した誘拐犯」に見えてしまって、途中で何回か笑ってしまいました。だって、監督を狙う、すべての鍵を握る悪役よりも監督のほうがワルそうに見えちゃうんだもん(笑)。

世間での評判とは裏腹に、「天皇伝説」は「ノモンハン」の「おまけ映画」であって、意外にもエンターテイメントしていたのでした。

日本の天皇制に対する渡辺文樹の「思想」は「ノモンハン」で濃密に語られており、「天皇伝説」よりも「ノモンハン」のほうが考えようによってはヤバイというか、とにかく「渡辺文樹節・全開」な映画だったのです。

(次回に続く)
映画 | comments(1) | trackbacks(0)
entry_bottom
渡辺文樹の「天皇伝説」「ノモンハン」を観にいく 〜日比谷公会堂に到着〜
JUGEMテーマ:映画


(続き)

そうこうしているうちに、12月2日になりました。

実は私、東京生まれの東京育ちなのですが、日比谷公園に行ったことがありませんでした。そういう意味でもドキドキわくわく。

はじめての日比谷公園に足を踏み入れると・・・。
案内看板に「鳥などの死骸を見かけたら、管理事務所まで連絡してください。」と書かれていました。エエッ!?

日比谷公園って、そんなに鳥の死骸が多い公園なの?と思っていたら、足元の花壇になかば白骨化したカラス(多分)の翼がありました。
カラスがここで死んだというより、誰かがわざと置いたような気もする・・・。一瞬、「魔物の歓迎」という言葉が頭をよぎりました。「あなたがこれから行こうとしている場所はヤバイところですよ。」という何かの囁きが聞こえたような聞こえないような。

カラスの冥福を祈りつつ、その場を後にしました(公園管理の人に知らせたかったのですが、それらしい人が見つかりませんでした。)。

さて、日比谷公会堂に到着。
・・・あれ、ロビーはごく普通の映画館の雰囲気だ。噂通り、渡辺監督の奥様がチケットもぎりをなさっています。奥さんがチケット販売机にポスターを貼るのにてこずっていると、無言でササッと手助けする男性が現れたりして、オッカナイどころか「なんかすごくいい感じ」です。

座席に座ってまわりを見回すと、思っていたよりサブカル系の若者は少なく、ほとんどが中年のおじさま・おばさまです。真面目に政治や社会のことを考えていそうな紳士淑女が多い。私の席の近くには真面目そうな制服姿の女子高生(メガネっ子でカワイイ)がいましたが、彼女が何を思って上映会に来たのかが物凄く気になりました(笑)。渡辺文樹に関心があるのか、天皇制やノモンハンに関心があるのか・・・。いずれにせよ、同級生はオシャレや彼氏なんぞにウツツを抜かしている年頃だろうに、黒髪の清楚ないでたちで「天皇伝説」「ノモンハン」鑑賞とは、将来が楽しみな少女です。

座席最後列に置かれた映写機のそばには・・・いました!渡辺監督!上映準備をしている細身でおかっぱ頭の青年(弟子でしょうか?)に指示を出しています。

映画上映前には監督のトークがあり、「上映会を中止させられたり、突然逮捕されたり、いろいろ大変だけど、表現の自由を守るためにも、映画の上映はなんとしても続けるぞ。」ということを話して、「語られるイメージよりも、ずっとまっとうな人なのでは。」と思っているうちに、まずは「ノモンハン」の上映が始まるのでした。

*上映会のチケット
ここにも強烈なイラストが。何が描いてあるのか、よくわかりませんけど(笑)。



「意味」とか「技術」とか、そんなことは芸術にとって本質的な問題ではないのです「表現することの執念」にくらべれば。

(続く。次はいよいよ映画本編。)
映画 | comments(0) | trackbacks(0)
entry_bottom
渡辺文樹の「天皇伝説」「ノモンハン」を観にいく in 2008年12月2日・日比谷公会堂
JUGEMテーマ:映画


「ひとりゆるキャラ祭り」も一段落。
ということで、前々から「書こう書こう」と思っていたネタを・・・。

私はかねてから渡辺文樹監督の映画を観たい観たいと思っていたのですが、なかなかそのチャンスに巡り合えませんでした。

渡辺監督の映画は日本社会のタブーに真正面から取り組んだ作品が多いためか、一般の映画館ではほとんど観ることができません。自主上映会というスタイルをとっており、監督自らが製作し、街に貼る宣伝ポスターだけが上映会についての手がかりです。自分の足で
歩いて、偶然ポスターと出会わなければ観られない「映画」なのです。

電柱なんかに貼られた(というか、くくりつけられた)、「観たら発狂するぞ!」的なオソロシイ(笑)コピーが踊る、独特なセンスの強烈な宣伝ポスターを一度くらいは見かけたことはありませんか?そう、それが渡辺文樹監督の上映会の宣伝ポスターです。

「天皇伝説」宣伝ポスター


「気持ちワルイ。怖い。」という人も多い渡辺監督のポスターですが、私は新宿駅南口の紀伊国屋書店のそばで「御巣鷹山」のポスターを初めて見たとき、異様なセンスだと思いつつも不思議と惹かれるものを感じました。そのときは渡辺監督のことはよく知りません
でしたが、「この映画を撮った人は並々ならぬ執念を持った表現者なのだろうな。」ということだけはわかりました。そして私はそんな表現者が大好きです。あとで監督について色々調べていくうちに予感は確信に変わり、これはいつか観に行ってやるぞと心に決め
たのでした。

「天皇伝説」と「ノモンハン」のポスターを職場の近くで見つけて、今度こそ行くぞと思っていたのですが、「天皇伝説」の「天皇家の血統にまつわる秘密を暴く」という内容が、一部の人々の反感を買ってしまい、2008年9月17日の代々木八幡での上映会は中止になってしまいました。

私はその日、休暇を申請して上映会に備えていたので、本当にがっかりしました。もうこの映画を観る機会は2度とないかもしれないとまで思っていたのですが、11月も終りというときに偶然出かけた駒込の路上で、おなじみのポスターを目にしたのでした。

渡辺監督の「表現の自由をめぐる戦場」ともいえる上映会場ですが、なんと今回は「九段会館」と「日比谷公会堂」です。一瞬、我が目を疑いました。聖地「皇居」の目の前です。やるなあ、渡辺監督!でも大丈夫なのでしょうか?

この心配は的中し、九段会館での上映会は中止となってしまいます。だけど、日比谷は残りました!

これはもう今観なければ幻の映画になるぞと思って、12月2日の日比谷公会堂上映会で2本まとめてみることを決心しました。平日だから、休暇を申請しなくちゃ。仕事はいいのかよ?いや、仕事よりも大事なことがたまにはあるのさ(笑)!!

「渡辺文樹の上映会には公安関係者も参加し、物々しい警備の中行われるらしい」。とか「上映会に刃物を持った男が乱入したらしい。」など凄いエピソードの数々にビビリつつも、胸ときめかせながら12月2日を待ったのでした・・・。

(続く)
映画 | comments(9) | trackbacks(0)
entry_bottom
成瀬巳喜男「夜ごとの夢」
JUGEMテーマ:映画


久しぶりに映画館で映画を観てきました。

私は金井美恵子さんの本が好きでよく読むのですが、エッセイによく成瀬巳喜男の映画やアテネフランセに行く話が出てきます。それで、成瀬巳喜男の映画が観たいなーと思いつつ今まで縁がなかったのですが、5月末にアテネフランセで成瀬巳喜男の「夜ごとの夢」を上映すると聞き、初アテネ・初成瀬だと興奮気味で水道橋まで行ってきたのでした。

「夜ごとの夢」は古い映画です。なんとサイレントでした。
サイレント映画ってはじめて観たのですが(はじめてづくしだね!)、意外と早くセリフ画面が消えてしまうので追っかけるのが大変でした。私が読むの遅いだけ・・・?

映画のストーリーを乱暴にまとめてしまうと、美しく強いヒロインと優しいが傷つきやすいその恋人のつかの間の幸せと悲劇というこれぞメロドラマな物語です。ああ、実はアタシ、メロドラマって大好きなの(笑)!

噂には聞いていましたが、成瀬監督が撮る女性は自分と同じ人間とは思えない美しさですね。顔立ちがどうこうというレベルではなくて、風に吹かれて立ってるだけで美しいというか、ヒロインのまわりだけ明らかに「光」が違うんです。ヒロインを演じる栗島すみ子さん自身が発光しているように見えました。

劇中、カフェの女給をしているヒロインが「わたしみたいなスベタ・・・」というセリフがあるのですが、「あなたのように美しいお方がスベタなら、私なんて酢豚・・・。」と心から思いました(笑)。

それにしても、ラストは悲劇なのに、観終わったあとのこの幸福感は何故なんでしょうね・・・?このあたりが成瀬監督の凄さなのかしら??

「アテネは雰囲気が怖い。」という話を聞いたことがあるのですが、実際に行ってみて、「ああ、なるほど。」と思いました。アカデミックで雰囲気のある建物が古くなると独特の迫力がでてきますからね・・・。古い大学病院とかのあの感じ。私はアテネの雰囲気嫌いではないですが・・・。ただ、日仏学院のほうが建物全体が白っぽいのと、庭があるせいで解放感があるかな?エスパス・イマージュのスクリーンも大きいし。

成瀬巳喜男の映画、予想通りはまりました。他の作品も観てみたいです!
映画 | comments(5) | trackbacks(3)
entry_bottom
映画「エクスマキナ」と「砂丘」
日仏学院で、またまたアントニオーニ監督の「砂丘」を上映するというので観にいこうと思ったら、「英語音声・フランス語字幕」だって!それはちょっとキツイ・・・。英語ヒアリングのお勉強になるかもしれないけど・・・。

前に日仏学院でジャン・ルノワールの「ピクニック」を上映したときは、フランス語音声・英語字幕で、なんとか話の筋は追えたものの、字幕を読むのに一生懸命で俳優さんたちをじっくり観られなかったという経験があります。
そのときに、字幕なしフランス語映画を2本同時上映したのだけど、フランス語はさっぱりなものだから、なにがなんだかさっぱりわからねぇ!!

でも、まわりの観客はフランス語がわかる人が多いみたいで、みんな笑ったりしている。なにが面白いんだかアタシにはわからないよう。さすが、フランス語学校だね・・・。

もう一つ気になる映画は、士郎正宗×ジョン・ウーの「エクスマキナ」。フルCGアニメってあんまり好きじゃないんだけど、やたらと豪華なスタッフなので観てみたい。衣装デザインはプラダだそうですよ。(アニメで衣装デザインを強調するってのも珍しい・・・。)音楽がHASYMO、コーネリアス、テイトウワって、音聴いてるだけでも満足かも!
映画 | comments(0) | trackbacks(0)
entry_bottom
「赤い砂漠」を観る
飯田橋の日仏学院で、さきごろ亡くなったミケランジェロ・アントニオーニ監督の「赤い砂漠」が上映されるというので、観にいってきました。主演はアントニオーニ作品ではおなじみのモニカ・ヴィッティ。映画のテーマはもちろん「愛の不毛」です。

わたしのことを実際によく知っている人は驚くのではないかと思うのですが、わたしはアントニオーニ監督の映画が大好きです。モニカ・ヴィッティなんて、憧れの女性を通り越して、もう神様のような存在です(笑)。

「おまえのようなお尻の青いガキンチョに深遠なるアントニオーニ映画の何がわかるというんじゃ!」とつっこまれそうですが、もちろん、彼の映画を100%理解できているなんて到底思いません。

この「赤い砂漠」もストーリーを説明するのは難しく、ラストで「???」とならないこともないのですが、内容がどうこうというより、ヒロインのモニカ・ヴィッティが体現する「人間が本質的に抱えている、誰かと関わりあうことで逆にあらわになってしまう孤独と不安」がたまらなく好きなのです。同じくモニカ・ヴィッティ主演の「太陽はひとりぼっち」も素晴らしかったです。「赤い砂漠」が工業都市の情景が描き出す灰色の不安の世界なら、「太陽はひとりぼっち」は真昼の淋しさ、青空の孤独、といったところでしょうか?

へたくそな文章を書き連ねましたが、実際は解説無用、映画の中で微笑み、泣き、叫び、苦悩するモニカ・ヴィッティを眺めているだけで伝わってくるものがあるのです。

彼女はいわゆる大女優タイプではないのかもしれないけど、ながく記憶に残る女優さんだと思っています。日本にも海外にも、後にも先にも、彼女のような女優がちょっと見当たらないことからも、それは明らか。

アントニオーニ監督のご冥福を心よりお祈り致します。
どこかで「アントニオーニ追悼特集上映会」やってほしい・・・。
ついでにコンプリートDVDボックスも発売して欲しい!!アタシが買う!!

#飯田橋界隈って、いいですよね。有名なお堀のカフェでお茶したいと思いつつ、まだ実現できてません。パチンコ屋の上の昭和フェロモンだしまくりの「しらゆり」という喫茶店も気になります。
映画 | comments(4) | trackbacks(0)
entry_bottom
BABELと月蝕歌劇団
映画「BABEL」は公開前から注目していて、公開されたら絶対観に行こう!と思っていたのですが、例の体調不良報道が気になって、実はまだ観に行ってません。

観てきた人の感想読んだら、「体調が悪かったせいもあって、途中から気分が悪くなり、最後は船酔い状態になった。」ということが書かれていて、最近平衡感覚に自信のない身としてはちょっと心配。目を酷使する仕事をしているので、会社帰りに観たらまずいかも。映画の内容は素晴らしいらしいので、よーく睡眠をとってから行くか!

もうひとつ、以前から気になっているものに、高取英率いるアングラ少女劇団「月蝕歌劇団」があります。近々、新宿紀伊国屋ホールで公演やるらしいので、観に行きたいのですが、なぜか踏ん切りがつきません(笑)。実際に観に行ったことがある人、感想きかせて。
映画 | comments(3) | trackbacks(1)
entry_bottom
auのCMのペンギン
みなさま、auのCMで使われているペンギンのキャラクターに見覚えはありませんか?

そう、あのペンギンさんは20年以上前に、サントリーのCMでブレイクしたペンギンさんたちです。当時、大変な人気だったらしく、「ペンギンズ・メモリー、幸福物語」というタイトルで映画化もされました。

この映画の内容がまた気合が入ってます。
あんなにまるっこくてカワイイ感じのキャラなのに、主人公ペンギン・マイクはベトナム帰還兵(作中ではデルタ戦争ということになっていますが、ベトナム戦争をモデルにしたものだと思われます。)という設定。戦場で心に傷を負った主人公が歌手を夢見る女の子ペンギン・ジルと恋仲になり、徐々に心の傷を癒していく・・・という渋いストーリー。

映画の冒頭のデルタ戦争のシーンは、戦闘の描写がリアルであると、ミリタリーマニアの間でも評判のようです(でも、ペンギン・・・)。

確かこの映画だったと思うのですが、マイクが戦場で本を読んでいて、仲間に
「戦場で本なんて読んでどうするんだよ。」とからかわれ、「いざとなったら、頭にのせて逃げるのさ。」と答えるシーンがあり、「ペンギンなのに、かっこいいじゃないか!」と思った記憶があります。そうそう、この映画、とにかく全編「ペンギンのくせに、かっこいいじゃないか!」なのです。

私は当時、小学生だったと思うのですが、この映画がとても好きだったらしく、ジルとマイクを書いた絵が大量に見つかりました。

もう一度観たいなあ・・・。再放送希望!DVD発売希望!!
映画 | comments(2) | trackbacks(3)
entry_bottom
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
recent_entry
archives
RECENT COMMENT
  • 成瀬巳喜男「夜ごとの夢」
    morio (01/31)
  • 路線バスだけで通勤してみた(3)〜調布から成城学園前へ(前編)〜
    いわよし (04/23)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    みっくみく (08/26)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    ちい (05/28)
  • 孔雀を抱く女
    ぽこぺん星人 (02/26)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    リンデル (01/15)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    桃医 (01/09)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    ソルバルウ (01/02)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    ポリエモン (12/19)
  • ヘソ出しの形而上学(前編)〜現代美術家・大塚聡序論(3)〜
    機関棒 (11/27)
RECENT TRACKBACK
SPONSORED LINK
LINK
PROFILE
MOBILE
qrcode
わらび
なみすけ from 杉並区
ボトルメールの海
©PETAPPA
現在の閲覧者数
総アクセス数
search